６月２５日（火）に甲府市少年議会が、今年度の自治庁校である富竹中で開催されました。ご来賓に甲府市長 樋口 雄一様、甲府市教育委員会教育長 松田 昌樹様をお迎えし、甲府市内の小中学校公立私立合わせて４２校が参加し開催されました。この少年議会は、６０年以上前から続くとても歴史ある活動です。活動内容は、学校の垣根を越えて、いじめなど市内小中学校の共通の課題をどのように解決するか？また、自分たちの住む地域、さらには甲府市を「より良いふるさと」にするにはどうすればよいか？を自分たちで考え、話し合い、実行に移すためのものです。各校からは児童会や生徒会の代表２名と顧問教師が参加し、積極的に意見を発表し合い、多くの議題を真剣に検討し具体的な取組を決定しました。特に昨年度からはじまった甲府市児童生徒いじめ防止会議は、各校の一番の課題であるいじめ問題解決に大きな成果を上げています。少年議会のいじめ追放宣言をもとに、各中学校区の小中学校がオンラインでいじめ防止について話し合う取組です。いじめを許さない雰囲気づくりと小中学校の連携も強化されました。この少年議会の活動を通して、甲府市の未来を担う子ども達が自治の力をさらに成長させてくれることを期待しています。
