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第39回富竹祭が開催される!!

『第39回富竹祭』の文化部門が9月20日(金)・体育部門が21日(土)に開催されました。コロナ禍が去り一安心したのもつかの間、近年の異常気象により連日の猛暑日が続き頭を悩ませています。特に熱中症対策のための活動制限が問題であり、気温や湿度などで計測する暑さ指数が31度を超えると運動は原則禁止(市のガイドライン)となります。毎日正午くらいになると31度を超えてしまうので、縄跳びやムカデ競走の練習を夕方の涼しい時間帯に行ったり、外よりはまだ涼しい体育館の活動に切り替えたりして安全対策を最優先に富竹祭の取り組みを行ってきました。また、昨年度の反省から、生徒の体力を考えて部活動の朝練習をなくしたり、富竹祭取り組み期間中は午後の授業を全てカットして各部門や学年発表の時間に集中できるようにしたりとメリハリをつけたことで充実した活動ができました。生徒達は、富竹祭テーマ「限界突破~絆の力で空高く~」のもと、仲間と協力しながらさらなる高みを目指し、様々な取組に挑戦してきました。
 1日目の文化部門は、各学年の演劇や合唱などの発表・吹奏楽部演奏発表・茶道部お茶会を行いました。例年、富竹祭で行っていた宿泊学習・職場体験学習・修学旅行を中心とした展示を別日に行うことで、ゆっくりとした日程で文化の日を行うことができました。今年の学年発表も、全校生徒が体育館に集合し生で迫力ある劇や合唱を味わうことができました。保護者の皆様にも、制限なくお子さんの学年発表を鑑賞していただくことができました。特に学年発表は、各学年の生徒全員が協力し合い、それぞれの学年らしさが感じられる素晴らしい作品を創り上げることができて、とても素晴らしい経験と思い出になったことでしょう。
2日目は体育部門でした。今年は熱中症対策として涼しい午前中の時間帯で全ての競技が終わることができるように実施しました。種目では特にブロックによる競技を充実させ『台風の目』『竹の子ジャンプ(長縄跳び)』『綱引き』『ブロックリレー』『玉入れ』などで盛り上がりました。どの種目も仲間との協力プレーが重要なので、競技の練習や本番の活動により絆を深められたと思います。最後の閉祭式では、全校応援や全校合唱「ケサラ」で学校全体の絆を深め、原田生徒会長の閉祭宣言で幕を閉じました。
 令和6年度の富竹祭は、全学年が2学級となり、教員数も昨年より2名少ない中で行われました。人数は少なくなっても、生徒達は主体的・意欲的に活動しながら、多くの困難を仲間とともに乗り切り最高の思い出を作れたと思います。それは生徒・保護者・地域の方々・教員の全ての人たちの「最高の笑顔」が物語っていました。