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『命の大切さを学ぶ授業』を実施 ~犯罪被害者御遺族を講師に迎えて~

11月29日(水)に全校生徒と保護者対象に、『命の大切さを学ぶ授業』を行いました。講師に犯罪被害者御遺族の岩城 順子(いわき よりこ)さんを迎え、ご自身の体験談から命の大切さについてお話をしてもらいました。長男が、面識のない男から因縁をつけられ顔面をいきなり殴打され、脳挫傷障害を受けたことにより3年後に死亡した事件により犯罪被害者御遺族となった岩城さん。事件後、長男の介護や周囲の心ない言葉かけ・反省のない加害者の態度と略式起訴30万円の罰金のみなど、様々な犯罪被害者家族に対する苦悩があったそうです。同じ犯罪被害者支援のために大学進学し社会福祉士を目指した岩城さんを、支え救ったのは家族と同級生の大学生でした。「誰も犯罪被害者にも犯罪者にもなってほしくない。親からもらった大切な命を大事にしてほしい。」と富竹中生徒に訴えかけてくれました。岩崎さんから「最後まで子ども達が真剣に話しを聞いてくれたことがとてもうれしい。」という言葉をいただきました。きっと、この講演をきっかけに、自分や家族にとってかけがえのない大切な命について考えた事でしょう。「命の大切名を知る」ことは「生き方を考える」ことにつながります。今後、さらに相手を思いやれる富竹中生であってほしいです。