11月18日(月)に2回目の「予告なし避難訓練」を実施しました。前回は掃除中に、今回は授業中に行い、常に教員がいるとは限らないので教員は指示を出さず生徒自身が考えどのような避難行動を取るか観察します。今年度、最新の避難方法を取り入れながら避難訓練の改善を行っています。例えば、今まで地震の揺れが収まったら校庭に避難していましたが、①校舎の耐震性が向上し倒壊の怖れがほぼない。②避難中の落下物などの二次被害を防ぐ事から、生徒の安否確認は各学年のフロアーで行います。また毎回、避難訓練では事前事後学習を取り入れ、動画や資料で最新の避難方法を学習します。今回の避難訓練は、教室内で揺れが収まるまで避難姿勢を取り、その後各フロアーに集合。そこで再度、地震が起きたことを想定し2度目の避難姿勢をどう取るかをチェックしました。地震は余震から数回起きるためです。人は一度想像した事は、すぐに行動に移せるそうです。「もし、ここで地震が起きたらどういう避難をすべきか?」を日常生活のあらゆる場面で災害から身を守る手段を想像することが、自助に直結します。これからも、生徒が実際の災害時に確実に自分の命を守れるような訓練になるように改善を続けていきます。